「北朝鮮が核実験を行った場合、白頭山が噴火する恐れがある」
とCNNが掲載したというニュースがありましたが、

昨日のとくダネでは、
核実験で本当に白頭山が噴火するのか、
白頭山が噴火した場合の火山灰の広がり方など、
専門家の意見を紹介しました。

白頭山、ハクトゥサンと読むんですね。
金一族の白頭山伝説なども一緒に記事にまとめました。

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日本、東京にとっても脅威

CNNによると、
もし核実験が行われると巨大なエネルギーで地殻が振動し、噴火を誘発する可能性があると伝えています。

とくダネがCNNの取材に応じた米シンクタンク、ランド研究所のブルース・ベネット氏に、
話しを聞いたところ、

「白頭山は核実験場から130㎞しか離れていないので、
北朝鮮が100~200㏏級の核実験を行えば、噴火する可能性が高い。

もし大きな噴火だった場合、数十万から数百万人の犠牲者が出ます。
日本にも火山灰が降り注ぎ、東京にとっても脅威なんです。」と答えました。

ちなみに現在は10㏏級なので、10倍程度の実験を行えばという想定の話です。

過去には日本に火山灰が降った?

また、安倍総理は2014年
安倍総理は2014年10月、参院予算委員会で、
白頭山は過去においても10世紀に起こった噴火によって東北地方に約5㎝の火山灰の体積があったとされていて、
同規模の噴火があった場合は、我が国においても降灰による大きな影響があると考えています。」
と発言していました。

日本の専門家の意見では

東京大学地震研究所、地震火山噴火予知研究推進センター青木陽介助教によると、
「チリのカルブコ山のような噴火がおこれば、

まず北朝鮮に甚大な被害をもたらし、
中国にももたらし、日本にも影響が出る可能性もある。」ということです。

チリのカリブコ山の噴火とは?

チリのカルブコ山の噴火が起きたのは、
2015年4月22日、

この時はとにかく1万m近く噴煙が上がり、大きな被害が出たそうです。

ただ、青木助教によると、
核実験の振動程度でこの規模の噴火が起きる事は考えにくいが、
白頭山が危険な活火山であることは間違いない」ということです。

磐村氏によると、
核実験により、白頭山が噴火するぞという話は以前から都市伝説のようにささやかれてきた話で、
韓国の地質研究の学者が北朝鮮へ行き、共同で調査した事もあり、
その際には核実験で火山噴火が起こる可能性まで結論は至ってなかったという事です。

火山灰の広がり方とは?

韓国国立防災研究所が行った研究調査によると、
白頭山噴火時の火山灰の飛散予想図は以下のようになっています。

8時間後には日本海に広がりはじめ、
12時間後には北陸に届き、18時間後には大阪・名古屋にも火山灰が降る状況になるそうです。

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北朝鮮にとっての白頭山とは

白頭山は標高2744m、
10世紀頃から噴火活動を続ける活火山として知られていますが、
故金正日総書記が生まれた地とされ、北朝鮮にとっては聖地と言われる重要な山です。

 

朝鮮中央テレビのニュース番組の背景画は、
白頭山の頂上のカルデラ湖で、「天池」(チョンジ)と言われています。

白頭山伝説

白頭山は、金一族にとってゆかりの深い地であることは、伝説で北朝鮮の人々に教えられています。

金一族にまつわる「白頭山伝説」
1994年、金日成国家主席が亡くなった時、
「死を悲しむように猛吹雪になり、白頭山の湖の氷が割れた」

1942年、金正日総書記が生まれた時には、
「空に二重の虹と輝く星が現れた」
金正日総書記は、白頭山で生まれたとされています。

また、こんな歌もありました。
亡くなった金正日総書記の歌、
「将軍様 縮地法を使う」

縮地法 将軍様はお使いになる~♪
白頭の戦法 神妙の戦法~♪
将軍様はお使いになる~♪

縮地方とは、
土地を短くするという意味で、金正日総書記が瞬間移動が出来る力を持っているという伝説があり、
瞬間移動の力は金日成国家主席も持っていて、それを「白頭戦法」として知られているそうです。

磐村氏によると、
北朝鮮の人々は聖地巡りのようにこの山に行くそうで、
金正日総書記が生まれたとされる丸太小屋もあるのだとか。

北朝鮮にとってもそれだけの山が噴火するとなったら、一大事だと思いますが、
金正恩委員長は、核実験でこのような危険があるとは思っていないのでしょうか?

それとも、やるつもりのない核実験をやるぞやるぞと言い脅しに使っているだけなのでしょうか。

最後に白頭山の頂上の綺麗な湖の画像を。


核実験で噴火が起こる確率は、わかりませんが、
次から次に色々な脅威が出てくるので、もう何を心配しても意味ないような気がしてきました。

というか、もう脅威は去ったと思う人も多いみたいですね。
安心しちゃおうかな?

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