オウム病で妊婦さん2人が死亡というショッキングなニュースがありました。
妊婦さんがオウム病で死亡したケースは国内で初めてと見られているそうですが、

過去には集団感染もあったとそうです。

インコを室内飼いしている人も多いと思うし、
ベランダや公園にもハトがいたり、
学校で鳩の飼育をしているなんてケースもありますよね。

感染経路がとても気になります。

昨日まではオウム病について詳しく解説する番組がありませんでしたが、
今日4月9日のNスタで詳しく取り上げられていたので記事にまとめました。

チェックしてみてくださいね。

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過去のオウム病感染報告は

2002年1月に島根県松江市のテーマパークで、
スタッフ4人と来園者1人がオウム病に感染、

2005年には兵庫県神戸市のテーマパークで、
スタッフがオウム病を発症し、オープンが延期になったなどのニュースがありました。

この2件ではいずれもテーマパークでの感染なので、
屋外の鳥類からの感染が心配になりますね。

厚生労働省の報告では

国内での感染者は、
毎年数人から数十人が報告されていて、
1,999年に調査を開始、
今月10日現在、388例のオウム病感染報告があり、
今回の妊婦さん2人の死亡を含め9人が死亡しているということです。

オウム病の感染経路とは?

オウム病は、そもそも鳥の病気で、
「オウム病クラミジア」という細菌による感染症です。

オウム病と言っても、オウムだけが感染する病気ではなく、
インコやハトなど鳥類全般が感染する可能性があるということ。
鳥類のふんに含まれる「オウム病クラミジア」という菌を吸い込んだり
口移しで鳥に餌を与える事などにより鳥から人にも感染する病気ということです。

今のところ、
人から人へ移るという事は無いようです。

鳥類のオウム病の病原体保有率

本来は鳥の病気ですが、
病原体を保有している割合は、

野生とペットと合わせて約2割、
病原菌を保有していていても発症しないことが多いそうです。

フンに菌が発生しやすい時期がある

鳥のフンが菌を出しやすい時期があるということで、
・鳥に過度のストレスがかかった時や弱っている時、
・雛を育てている期間など、

このような時は、
フンに菌が多く含まれていると思って、注意したほうが良さそうですね。

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潜伏期間と症状

感染すると、
潜伏期間は1~2週間で、
突然の発熱や咳、頭痛など、インフルエンザのような症状が出るなどがあります。

感染しても症状が出なかったり、軽い症状のままで終わる場合もあるという事なので、
気が付かないだけで、実際に感染していた人の数は相当数いるかもしれません。

重症化すると死亡する恐れもあるという事ですが、

特に気をつけたいのは、
妊婦さんや高齢者など、
免疫力が弱まっている人は重篤化する可能性もあるということです。

今回の妊婦さん2人の感染経路は?

国内で妊婦さんの死亡例は初めてという事ですが、
死因を調べて初めてオウム病に感染していることがわかったということです。

現在わかっているのは、
1人は妊娠24週に発熱し入院、その後死亡したということだけで、

現在調査中ということですが、
感染経路や家で鳥を飼っていたかどうかについては不明だということです。

感染しないために普段から気をつける事は?

目黒区の育良クリニックの浦野晃義院長によると、
普段から免疫力を落とさないような食生活や生活習慣を心掛けるのと、

鳥の世話をする際には、
手袋をしたり、良く手洗いをするなどの注意が必要、

鳥かごを掃除する時にフンが飛び散ったりすることもあるので、
マスクも必要とのことです。

室内でインコやオウムを飼っている人が、
可愛いからとインコの口ばしに口をくっつける行為も非常に危険だということです。

これ結構やっている人多いですよね、
私も昔しょっちゅうやっていた記憶があります。

換気扇から感染したケースも

過去には川崎市社会福祉施設で、
2014年、入所者ら12人がオウム病に感染しましたが、

鳥を飼っていたわけではなく、
換気扇の外側にハトが巣を作り、

そのフンが換気扇を通じて室内に舞い込んだとみられているそうです。

換気扇の外側でなくても、
ベランダにハトが巣を作ったり、
フンを大量に落としていったりするケースも多いと思うので注意が必要ですね。

飼っている鳥から感染したケース

飼っている鳥の具合が悪く、
鳥を枕元に置いて寝ながら看病したところ、

飼い主がオウム病に感染したケースもあったということです。

気持ちはすごくわかりますよね、
でもこれも危険なんですね。(:_;)

ペットショップの鳥は検査しているの?

ペットショップの中には、販売している鳥がオウム病に感染していないかの有無を専門機関で検査しているところもあるそうですが、全てではないようです。

ちょっとショックですね、
義務にしてい欲しいところですが、難しいのでしょうか。

陽性となった場合は

検査をして陽性となった場合、
必ず45日間投薬し、その後再検査となるということです。

ペットショップこんぱまる上野店の今井とも江さんによると、
お客さんに対しては、クラミジアは1年に1回定期的に検査をしたほうが良いと伝えているそうです。

野生の鳥からの感染に注意

鳥の感染症に詳しい岐阜大学の福士秀人教授によると、
公園で野鳥に餌やりをしている人たちを見かけると、非常に危ないなと思っているそうです。

餌やりをしなくても、
ベンチに座って鳥が大量に飛び立つほこりの中にいる事も気をつけたほうが良いのかもしれないですね。

正確な診断のために医師に伝える

症状だけからオウム病と診断するのは、
非常に難しいという事なので、

もし風邪のような症状が出て、
数日前に公園でハトを見かけたなどがあった場合、その事を医者に伝えると判断材料になるという事です。

・数日前に公園でハトに近づいた
・最近飼っている鳥の調子が悪いなど、

オウム病の治療方法は?

抗生物質を飲むことで治療できるそうで、
この抗生物質は妊婦さん飲むことが可能だそうです。

診断が出来れば特効薬があるという事なので、この点については安心ですね。

妊婦さんが死亡したケースは、
悲しい事ですが、死亡したあとでオウム病に感染していたということが分かったということです。

動物から人に感染する病気

人と動物との間に共通する感染症、「人畜共通感染症」は、
世界で200種以上あり、

狂犬病や猫からの感染病なども有名です。

動物から人への感染は増えているということですが、
これは動物との心理的な距離が近い事が原因とも言われているそうです。

・過度な接触を避ける
・ペットに触れた後は手を洗う
・糞尿の掃除など、清潔にする
・室内での飼育は換気をする

このような事が大切だということですが、
ペットを触るたびに手を洗う人がどれくらいいるでしょうか?

ペットを触る、撫でる事が血圧の安定に効果的だとも言われているし、
ペットは家族だったり、癒しになりますもんね。

すごく難しい問題ですね。

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