冗談のように、
次から次へと日本へ木造船が流れ着いていますが、

これだけ数が増えてくると、
異常事態ですよね。

今情報番組では、
相撲界の話題でもちきりですが、

不審船の方もすごく気になります。

12月6日のひるおびで、

北朝鮮の漁船と軍の関係、
スパイ説などについて取り上げていたので、

記事にまとめました。

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木造船71隻&乗員42名が発見

12月5日午前8時50分頃:

新潟県東区の沖合で水没した状態の木造船が発見され、

近くを漂流する2人の遺体が発見されています。

12月5日午前11時30分頃:

新潟県佐渡市石名の石名川河口沖で、

全長約10mの木造船を発見。

 

12月5日午後3時の時点で、
木造船71隻、
乗組員の遺体18体、生存者42人

が発見されています。

 

相次ぐ漂着に、
菅官房長官は、

漁民であるかないかの可能性も含め、
慎重に事実関係の確認、

供述内容の精査を行っているところですとコメントしています。

乗員42人の現在の状況

11月15日能登半島沖(大和堆付近)3人発見:

海上で救助→その場で近くの北朝鮮漁船へ引き渡し

11月23日秋田県由利本荘市8人発見:

外務省が管理、
12月2日に長崎県の入国管理センターへ移送。

帰国へ向けて手続き中。

11月28日能登半島沖8人と13人発見:

海上で近くの北朝鮮の船に引き渡し。

11月29日北海道松前小島10人発見:

1人は腹痛を訴え函館市内の病院に入院中
9人は函館沖の巡視船へ横付け中。

北朝鮮の軍と漁民の関係とは?

11月29日に松前小島で発見された木造船には、

「朝鮮人民軍854軍部隊」と、
朝鮮人民軍を示すプレートが掲げられていましたが、

北朝鮮では軍人が農業・漁業・建設などの生産活動に従事しているというのは有名です。

そして、
北朝鮮最大の漁業の拠点であるチョンジンの港には、
無数の木造船。

この木造船の中には、レーダーがついている船が何隻かあり、

その船の船頭により何隻かが漁についていく形。

 

また、北朝鮮軍は、
黄海と日本海側双方の港に木造船3000隻程度を所有

漁民は、3~4人1組で軍から木造船を借りて漁を行っているということです。

 

東海大学海洋学部教授の山田吉彦氏によると、

燃料もすべて軍が管理しているため、
漁民が自由に漁に出ることは許されていないといいます。

今後の漂着の可能性については、

1月まで北西風が強いため、
しばらくは漂着が続く見込みと見ています。

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70隻が漂流する事態が異常

経済制裁の効果なのか、
中国に北朝鮮の業業権を撃ってしまったため、

日本の大和堆で漁をする他ない北朝鮮。

大和堆で漁をする北朝鮮の船は300隻程度と言われているので、

そのうち70隻あまりが漂流する事態は異常。

命を落とす漁民も多く、
あまりにも高リスクです。

 

スパイ工作員が混じっている可能性

漂着した不審船が、
すべて漁船だと思ってよいのでしょうか。

山田氏によると、

”この時期になると漂着が多くなるのは毎年のこと。

でも70隻と言う数は異常

漂着している船に混じって、
意図して漂着を装っている船が混じっている可能性はある。

つまり、
漂着線を装った工作員やスパイが乗った船が含まれている可能性があり、

特に単なる漂着船とは思えない疑わしい不審船がある”といいます。

注視すべき不自然な漂着船

11月23日秋田県由利本荘市:

木造船のエンジンが故障、
8人の乗員が生存。

11月29日北海道松前小島:

舵が故障、
10人の乗員が生存。

不自然な点①

山田氏は不自然な点として、
全員が無事であったことをあげています。

過去と生存者の数を比較してみると、

2014年 4人
2015年 1人
2016年 0人
2017年 42人(全11月以降)

今年だけ異常に多いのです。

不自然な点②

故障した船が、
2隻とも約1ヶ月前に故障しているにも関わらず、

無事に着岸していること。

かなり荒れている海の中で、
舵が壊れてはとても入港出来るとは思えない。

不自然な点③

遭難した船が、
窃盗をして船に積んで帰れるとは思えない。

別の船が迎えに来る手はずだった可能性も。

不審な点④

11月28日青森県佐井村に漂着した木造船には、

人が乗っていませんでしたが、

この船の中には、
革靴が残されていました。

ここから読み取れることは、

革靴は漁には必要ないものであり、

上陸目的で来たのではないか。

もしかするとすでに、
上陸している可能性もある。

何の目的で漂着?

スパイや工作員だとすると、
目的は何か?

①窃盗目的:

松前小島のように、
生活物資等があることを知っていて

漂着、窃盗後に無線で連絡を取り、

母船に拾われるのを待っていたのではないか。

でも、窃盗が目的だとすると、
得るものよりリスクのほうが大きい気がしますが。

②密漁目的:

松前小島でも勝手に小屋にあった網を使い、

漁をしていた形跡があったそう。

②外貨獲得:

覚せい剤の密輸など。

③スパイ活動:

別の人間とコンタクトを取る目的などで小屋を利用。

④脱北:

黒井文太郎氏の分析は?

12/9日追記:

松前小島に漂着した木造船が工作船である可能性について、

軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏によると、

今回に関しては、
工作船である可能性は高くないと思う。

過去の工作船の例を見ると、

海上保安庁の巡視船をぶっちぎるほどの高速の大型船出来ているので、

沈没しそうな船で来るとは考えられない。

 

松前小島のような場所を発見したら、
拠点に使うことは考えられるが、

根こそぎ荒らして、
持っていくようなことは、

工作員ならしないだろうということです。

 

たしかに今回に限っては、
工作員ではないように思いますが、

この騒動に混じって、
工作員を紛れ込ませるなど、

考えつきそうで心配になります。

 

日本の対応は?

日本の漁船がロシアのEZ内に入ったら、

発泡されて拿捕されているというのに、

日本はそのまま帰してしまうという対応で良いのか?

そんな疑問も湧いてきますが、

大和堆での漁が違法だとしても、
拿捕(だほ)して罰金を取ろうにも、

相手はお金がないのでどうにもならず。

 

また、武装した船も沖で目撃されているため、

発見したら追い出す以外に手は無いが現状だということです。

 

また、
肉眼でも波間に漂っていると、

非常に見つけにくく、

レーダーでは木造船を捉えるのは難しいため、

それを利用して上手く隠れて漂着している可能性もあるといいます。

 

今の段階では、
すべて可能性の域を出ませんが、

このまま乗員達を帰してしまうのでしょうか?

壊れた木造船の処分に相当お金がかかり、
まったくどうにもなりません。

こちらもご覧ください↓

北朝鮮の漂着船8人は今後どうなる?滞在の場所&帰国方法とは?

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