またまた値上げのニュースがありました。

今回値上げの対象となる商品は、
サンマの缶詰です。

値上げの理由は、
記録的な不漁によるものだそうですが、

不漁の原因や、
今後の見通し、

缶詰がどのくらい値上がりするのかなど、

11月27日のNスタから記事をまとめました。

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全国で記録的な不漁

北海道では50年ぶりという記録的なサンマの不漁で、

岩手でも同様の状況となっています。

全国のサンマの水揚げ量は、

2016年:
水揚げ量 約8万8000トン
単価(10kgあたり)2330円

2017年:
水揚げ量 約4万5000トン
単価(10kgあたり)3487円

10月末の時点で、
水揚げ量は、過去最低だった前年の約半分の量

それにともなって、
10kgあたりの単価は1157円もアップしています。

サンマの缶詰が大幅値上げ

そんな中、
大手水産会社で相次ぐ缶詰の大幅値上げが起きていました。

いつもなら加工用に回される小ぶりなサンマが今シーズンは生食用として出荷されてしまうため、

缶詰用として確保するのが困難なためでした。

マルハニチロ大幅値上げ

マルハニチロ:

8品目の値上げ→50~80円値上げ

調べてみると、
マルハニチロさんのサンマの缶詰は以下の8種類がありました。

多分これが全て値上がりするということなのかな?

・さんま蒲焼き
・さんま塩焼き
・秘伝さんま蒲焼き
・さんま蒲焼き限定生産品
・月花さんま水煮
・月花さんま煮付け
・さんまみそ煮
・さんま煮付け

楽天市場「マルハニチロ さんま 缶詰」検索結果

製造中止や従業員解雇も

値上げ以外の事態も起きていました。

マルユウ(北海道):

40年以上のロングセラー商品などを製造中止。

岩手缶詰:

従業員76人解雇
88人→12人

サンマの歴史

サンマは江戸時代中期に庶民の間に広まり、

幕末には、
江戸でサンマブームが巻き起こりました。

缶詰の歴史

1804年:フランス人が缶詰を発明

1877年:日本初の缶詰工場・石狩缶詰所が北海道に誕生しています。

 

サンマの缶詰工場の人によると、

”まさかサンマの缶詰を作ることが出来なくなる日が来るとは思いもしませんでした。”と嘆いています。

 

サンマというと、
価格が安く家計に優しい大衆魚というイメージが定着していますが、

そのことも現在の厳しい状況を生んでいました。

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冷凍のストックがない理由とは?

記録的不漁が原因とのことですが、

冷凍のストックがないことも理由の一つになっています。

というのも、
マグロやカニなどの高級魚類は、

単価が高いので冷凍長期保存でも儲かりますが、

サンマのような大衆魚は、
単価が安く、

保存場所代などを考えると、
なるべく早く売ったほうが儲かることから、

冷凍長期保存には向かない魚だということです。

 

また、
日本国内ではここ3年間不漁が続いているため、

冷凍保存のストックもない状況。

さんまの養殖は出来ないの?

ならば養殖をすれば良いのでは?

そんなふうに思えますが、

サンマは鱗が剥がれやすく、
神経質なために壁にぶつかるなど、

傷つきやすく、飼育が困難な魚だということです。

東北区水産研究所によると、

サンマは大衆魚のため、
養殖に関する研究が行われていない、

一匹一万円で売れるなら話は別ですが。

といいます。

サンマの代わりの魚の缶詰は作れる?

最終手段として、
サンマの缶詰を作る機械を使って、

イワシの缶詰を作ることが出来るのか。

日本缶詰びん詰めレトルト食品協会によると、

”作れます。
殺菌時間や加熱温度の変更くらいで技術的には可能。”ということです。

サンマからイワシの缶詰に変更すれば?

業者に、
サンマからイワシの缶詰への変更は考えていないんですか?

と聞いたところ、

・新商品を作るコストが高い。

・魚が安定して入手出来るかの判断が難しい。

このような理由で、
直ぐに判断出来ることではありません。

という回答だったそうです。

 

言われてみると、

現在はサンマが不漁になってますが、
将来的にはイワシが不漁になることだってありえますもんね。

サンマが不漁の原因とは?

日本では3年連続不漁が続いていますが、

世界的には今年のみ不漁なのだそうです。

えっ!日本だけ?

 

サンマの不良の原因については、こちら↓

サンマ2017年の漁獲量と初物の価格は?中国によるサバの乱獲とかで日本の資源が危機!

サンマ漁の今後の見通しは?

東北区水産研究所によると、

”過去に世界的不漁が2年続き、
その後豊漁となったケースもある。

今は推移を見守るしか無い。”

ということです。

 

料理が面倒なときにも、
パカッとフタを開けると食べることが出来る心強い味方の缶詰。

普段は、
気にもとめませんが、

こんなニュースを聞くとありがたみを感じます。

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