やりきれない思いになる事件が沢山報道されていますが、

今日もお子さんが食物アレルギーの治療で、
脳に障害を負ってしまったというニュースがありました。

どのような経緯で起きてしまったことなのか、
経口免疫療法とはどういったものなのか、

みんなのニュースから記事にまとめました。

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食物アレルギー治療で脳に障害

厚労省の調査で、
国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患を持っているという現在。

特に子どもに多いとされているのが食物アレルギーです。

そんな中、神奈川県立こども医療センターで、
今年牛乳アレルギーを治療する臨床研究に参加していた子どもが、

4ヶ月後に一時心肺停止状態になり、
脳に障害がでたことがわかりました。

臨床研究で行われていたのは、
経口免疫両方という治療法。

経口免疫療法とは?

かとうクリニックの加藤隆司院長によると、

①負荷試験:

まず最初にアレルギーの原因となる食べ物をテスト、
どのくらい食べたらアレルギー症状が出るかを確認。

②原因食物を摂取:

原因となる食べ物を毎日少量ずつ摂取。

③免疫をつける:

段階的に量を増やし、免疫をつける。

ある程度耐性を作っておけば、
間違って食べてしまったときにリスクが少なく済む。

という考えのもと行う治療だといいます。

一時呼吸停止になった経緯とは?

神奈川県立こどもセンターによると、

今回脳に障害が出たお子さんは、
牛乳アレルギーがあり、経口免疫療法を開始。

牛乳8mlでアレルギー症状が出たため入院。

牛乳1mlから開始して徐々に量を増やし、

17日目に牛乳135mlまで摂取することが可能に。

22日目まで135mlの摂取を維持し、退院。

その後定期的な外来受診を続けながら、
家庭でも毎日牛乳135mlを摂取し続け。

退院から3ヶ月後、
喘息発作を起こして気管支拡張剤の吸入で改善。

2日後、牛乳135mlを摂取後に、
苦しさを訴えて一時呼吸停止に。

現在も低酸素脳症の治療が続けられているということです。

加藤医師によると、

”もともと喘息が一緒にある場合は、
呼吸器系の症状が非常に強く出るため、

全体的反応も強く出ることがある”といいます。

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年々増加する食物アレルギーのこどもたち

日本小児アレルギー学会は、
全国約300施設に対し、

治療の際に重い症状が出た事例の調査をするとともに注意喚起を行っています。

子どもが卵や牛乳など、
食べ物を口にすることで起こる食物アレルギーは、

近年増加傾向にあります。

5年ごとに3歳時のアレルギー疾患を調べたデータでは、

アトピー性皮膚炎が増加から減少へと転じ、
他のアレルギーも横ばい状態なのに対し、

食物アレルギーだけは増加し続けています。

経口免疫療法はまだ臨床試験段階

経口免疫療法は、
まだ臨床試験として研究段階にあります。

アレルギーのある子どもには、
原因となる食べ物を食べた後で、

口の違和感や、
体のかゆみなど、

必ず不快な症状が現れます

苦痛を伴う治療だけに、
それぞれのケースに合わせた細やかな対応が必要になるということです。

伊藤利尋アナウンサーも、
お子さんが食物アレルギーの治療を受けているそうです。

親として責任を感じてしまう人も多く、
何とか治ってほしい思いからいろいろな治療を試してみたくなります。

今回のような事例を見ると、
とても複雑な思いがするとコメントしていましたが、

本当にその通りですね。

何かすごい発見で食物アレルギーを治せる事が出来ないか願うばかりです。

そんな私も卵アレルギーに大人になって発症。
欠片でも食べたら悶絶の苦しみになるので怖くて食べられません。

大人になってから発症する食物アレルギーも結構多いようです。

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