第45回東京モーターショーが10月28日から開催されますが、

なんと高校生がEV車を初出展するというニュースがありました。

かなりユニークな発想で作られたのは、
コラプスという折りたたみの車。

どのようなものなのか、
電気自動車の歴史なども合わせて、

10月25日のNスタから記事をまとめました。

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東京モーターショー2017の注目は電気自動車

10月28日(土)から開幕する東京モーターショー。

今年の主役は、
「電気自動車」です。

会場にはスポーツカーから、
働く車まで電気自動車がズラリ。

背景にあるのは世界に広がる環境規制です。

中国やヨーロッパがガソリン車に対する規制を強化すると発表。

各社は電気自動車に力を入れています。

高校生がEV車を初出展

そんな中、
世界のビックネームに混じって参加していたのはなんと、

高校生!

もちろん高校生の出展は初めてのこと。

愛知総合工科高校の専攻科の生徒達です。

愛知総合工科高校の専攻科の生徒が製作したのは、

「コラプス」と名付けた電気自動車です。

コラプスの特徴は?

コラプスは英語で、
崩すや折りたたむという意味があり、

ある意味常識をぶっ壊すという意味を込めてつけたそうです。

 

2016年4月から、
プロジェクトを開始。

最大の特徴は、

①折りたたみ式:

骨組みの全長は、約240cm


折りたたんだ全長は、約160cm

すごい発想力!

②操縦はゲームコントローラー:

座るスペースを広くとるため、
操縦はゲームコントローラーを採用。

 

③ボディーの素材:

ボディには高級車にも使われる、
炭素繊維強化プラスチックを採用。

 

これまでモーターショーに向けて準備を急いできました。

電気系統の不具合を修正したり、
車の内装に皮を張るなどを終え、

ボディの取り付けは、
わずか15分で完成!

短時間で完成した秘密について、

参加した高校生、恒川弘貴さんは、

”EV(電気自動車)だと部品数も少ないし、
単純なところがいい。”

といいます。

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シンプル構造のEV車

電気自動車の最大の特徴は、
シンプルな構造。

実はエンジンの構造が複雑なガソリン車の部品がおよそ3万個なのに対し、

電気自動車は4割も少なく済むそう。

その分、ユニークな自動車作りに力を注げるということで、

ハンドルはゲームのコントローラーを採用。

参加した高校生、北村清さんは、
”ハンドルを無くすことで小さな車なのに足が伸ばせるくらい広くできた。”とアピール。

最大の売りは、
前代未聞の折りたたみ構造♪

まさしく夢が詰まった車です!

自動車メーカー以外の電気自動車が増

複雑なエンジン構造からの解放は、
大人たちにとっても大チャンス!

京都大学初のベンチャー企業が、
日本で初めての電気自動車のスポーツカー「GLM]を量産。

その会社の技術を使い、
総合化学メーカーの旭化成もコンセプトカーを発表しました。

東京モーターショーの会場でも自動車メーカー以外のブースが目立っています。

電気メーカーも、
家電などで培った技術を活かし、

電気自動車シフトを強めています。

電気自動車の歴史

近年、注目が集まっている電気自動車ですが、

その歴史はとても長く、
初の実用化は1873年でした。

発明したのは、
イギリス人の発明家・ロバート・ダビットソンさん。

そして初の実用化の原型となったのは、

1873年より30年の、
線路の上を走る電気自動車でした。

また、特許に関しては、
ガソリン車よりも電気自動車のほうが13年も早かったということです。

実用化後に問題が

早々に実用化された電気自動車ですが、
重要な問題が出てきました。

電池の問題:
・航続距離が短い
・バッテリーコストが高い

結果、
ガソリン車やディーゼル車が主流となっていきました。

何故今電気自動車が再注目?

近年になり、何故電気自動車が最注目されるようになったのか?

①リチウム電池の開発
②環境面へのメリット

などがあり、
環境に優しく、CO2を排出しないということで世界から注目されています。

世界の環境規制への取り組み

イギリスやフランスは、
2040年までにディーゼル車の販売を禁止。

中国は、
2019年から生産・販売の10%を電気自動車に、
2030年は新車の半分を電気自動車に。

インドは、
2030年までに販売するすべての自動車を電気自動車にする。

世界では国策として、
すべてを電気自動車にしようという流れが出てきています。

日本への影響が懸念される事態に?

2016年の世界自動車販売台数は、

1位:ドイツ・フォルクスワーゲン
2位:日本・トヨタ

その他トップ10には、
日本フランス・ルノー日産
日本・ホンダ

となっていますが、
日本の技術力(壊れない・燃費がいい)など、

日本しか作れない車として世界を席巻してきました。

が、
電気自動車となると、

”電気自動車は自動車メーカーでなくても作れてしまう”

こんな問題が指摘されています。

シンプルな仕組みの電気自動車は、
ラジコンカーの大型版のようなもの。

複雑なエンジンなどの必要がなく、
異業種の参入のハードルが低くくなり、

例えば、
家電メーカーのダイソンも参入を表明しています。

そうなると、
日本の自動車メーカーにとっては競争力の低下につながる可能性が出てくるということです。

ピンチをチャンスに!

また、
電気自動車の部品数はガソリン車と比べて4割少なく、

部品メーカー住友理工の松井徹社長によると、

”売上は十数%を失う。
部品メーカーにとっては電動化の流れは脅威。

しかし、
他の部品でカバーできるように体制を整えて、チャンスにしたい。”

といいます。

応援してます!
頑張れ日本!

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