痛みを抱えた人のイメージ画像

2016.9/27放送、たけしの健康エンターテイメントは、
痛み&ベストドクターでした。

痛みが思いもよらない原因で起こることがあると知って、ビックリ!
頭痛や肩こりが日常の私にはとても参考になりそうな内容だったので、書きとめておきます。

手、足、肩、腰など、身体のどこかに痛みを抱えている人は解決のヒントがあるかもしれませんよ。

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痛みのスペシャリスト、牛田先生の痛みセンターとは?

痛みのスペシャリスト、
愛知医科大学病院 医学部 牛田享宏教授

牛田先生は20年前に痛みのメカニズムを解明するため、アメリカに渡り、幅広い知識と経験を蓄積、
どんな痛みにも対応できるスペシャリストとしての腕を磨き、
”医師が選ぶベストドクター”にも選出されました。

牛田先生が作り上げたものは、どこの病院へ行っても治らない患者を救うための
”痛みセンター”です。

牛田先生のもとへ来る患者さんは、ほとんどの人が4つから5つの施設巡り、たくさんの薬や手術を経ても良くならなかった人たちが多いそうです。
そんな治らない慢性疼痛に苦しむ患者さんの本当の原因を日夜解明しているのが痛みセンターの牛田教授です。

症例1:原因不明の手の平の痛みは意外な原因だった

愛知県在住の伊藤幸子さん(58歳)
夕食の準備中、包丁で切ったわけでもないのに、人差し指にチクッとした一瞬の痛み。

3日後、
布団を触っただけで両方の手の平に無数の針を刺したような痛み!

整形外科でレントゲンを撮ったものの異常なし。

・関節リュウマチを疑い血液検査
・頸椎異常からくる神経の圧迫を疑いMRI検査
原因となる所見は見当たらず。

ついには、ペットボトルさえ握れない痛みにただ耐える日々。

一年後、愛知医科大学病院へ。

原因判明
”手の平の痛みは、奥歯の食いしばりが原因だった。”

気が付かないうちに奥歯を食いしばるような生活を続けていると、
頸椎と肋骨をつなぐ斜角筋が常に緊張、徐々に固くなってしまう。

すると、斜角筋の間を通る神経の束を圧迫して、その神経につながる鎖骨・腕・手に痛みが出る事がある。

伊藤さんの場合は、手の平につながる神経が圧迫され、手の平に痛みが出たと考えられる。

治療は、
斜角筋をリラックスさせる運動療法を行うように指導を受けた。
(スポンジを加えて噛むような運動)

結果、1ヶ月ちょっとで、見事に完治。
痛みも消え、元の生活に戻ることが出来ました。

手の平の痛みが、奥歯の食いしばりが原因だったなんて、驚きでした。
私も歯ぎしりするタイプなので、夜は歯医者さんで作ってもらったマウスピースをはめて寝ているんですよ。

症例2:原因不明の左足の痛みは雨が原因?

膝痛の人の画像

大阪府在住の上田佳恵さん(72歳)
最初の痛みは、12年前。
2階の掃除をするため、掃除機を持って階段を上っていると、突然左足太ももに思わず座り込むほどの激痛!
まるで骨と筋肉をわしづかみにされているような痛み。

それ以降、
椅子から立ち上がろうとする時など、左足太ももに激痛が繰り返し襲ってきた。

徐々に痛む時間も長くなり、1日に何時間も痛みが治まるまで横にならなければならない程に。

近所の整形外科で診察したのち、
総合病院で骨折・腫瘍を疑い、レントゲン検査
大学病院へも訪れた

全て異常が見当たらず、
訪れた病院は30ヶ所以上に。

最初の痛みから10年、牛田先生のもとへ

”痛み日記”をつけるよう指示をうける。

原因判明:
雨が原因だった!

昔から雨が降ると昔の古傷が痛むと言われているが、医学的な研究で天気が原因だとはっきりしてきた。
これは”天気痛”と呼ばれている。

雨が降る時は気圧が低下する

内耳のセンサー(気圧のセンサー)で気圧の変化を感知

交感神経が活発になり、血圧、脈拍、汗の出方など様々な反応をしている
気圧のセンサーは誰でも反応するが、”過敏に反応してしまう人”もいる。

交感神経と痛みを伝える感覚神経に影響を起こし、脳が誤って痛みと認識してしまう。

これを解明するのが”痛み日記”
・日付
・天気(晴れ、曇り、雨)
・気付いた事や行動など(運動の有無、睡眠状況など)
・痛みの度合い

雨の日に痛みが強い人が多いが、人によっては雨の前の日から痛みが出る人もいる。

治療方法:
・天気痛の前に予兆を感じる人がいる(ボーっとする、だるい、片が重いなど)ので、
予兆を感じた時に、痛む前に痛み止めを飲むと効きやすい。
薬以外にも
・毎日熱時間、起きる時間を同じにする。
・積極的に身体を動かす
などは交感神経を整えるために効果的だということです。

低気圧がやってくると、頭痛になるっていうのは有名ですよね。
私も低気圧が来る前になると、頭痛がきたり、何故か歯が痛くなる時があります。

人間の体って不思議ですね。

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痛みセンターでの診察とは?

診察のイメージ画像

痛みセンターでは、なぜ他の病院でわからなかった痛みの原因を解明することが出来るのか?

普通の病院では、1時間以上待たされて診察は10分など当たり前だが、
痛みセンターでは一人の患者にかける診察時間がとても長い。

痛みセンターでの診察(左足の痛みの初診の患者さん)

問診: 34分間
先生の診察の前に看護師が「痛みの具合」などを詳しく聞き取り。
痛みに関する全ての情報を聞き出す
(痛みセンター創立メンバー 看護師 鈴木千春さん、女性の方が話しやすいという配慮から)

看護師から先生へ伝える

診察:触診
問診内容から、さらに触診で患部の痛みの確認

画像診断:
レントゲン検査
ここまでで、1時間16分

精神科の診察:19分
精神科では、痛みの背景にある心理状態の確認などを行う。

理学療法士による診察:43分
歩行状態のチェックや、痛みによるリハビリ運動の指導など行う。
ここまでで2時間18分

カンファレンス:
痛みセンターのスタッフ全員で会議を行い、情報を共有。
患者にあった治療方針を決めてゆく。
総合診察時間は、2時間44分でした。

痛みセンターでは、様々な科と連携して診察を行っています。
・内科
・麻酔科
・精神科
・整形外科
・歯科
・理学療法士
・臨床心理士
・看護師
など合計20名のスペシャリストが集結、
様々な方向から痛みの原因を探るのです。

このような病院が全国あちこちにあったら良いですね。

良くある痛みの解消法

「普段どんな痛みがあるのか?」40歳以上、50名にアンケートをとって、牛田先生が原因と対処法を伝授しました。

長期間本を読んだ後の肩こり

・パソコンや携帯を長時間見続けた
・首の痛みや頭痛もする
・身体を動かすと楽になる

原因:
前かがみの姿勢は、肩こりの原因になる。
頭の重さは、ボウリングの玉と同じくらいある(5㎏くらい)
この重たい球を細い棒に乗せても真っ直ぐなら大丈夫だが、傾けると相当な重さが肩にかかる。

対処法:
右腕で衣服の右肩の部分をつまみ、肩を後ろから前へ、前から後ろへ大きく回す。
肩甲骨が大きく動くので、肩甲骨周りの筋肉をほぐすことが出来る。
同じ姿勢が30分ほど続いたら、数回この体操を行うと肩こり予防になる。

朝起きたときの腰痛

・布団から起き上がる時に痛む
・椅子から立ち上がる時にも痛む
・しばらくすると痛みは治まる

原因:
動き始めが痛くて、しばらくすると改善するのは、腰痛の典型的パターン。
加齢により、骨と椎間板が変形、周りの筋肉も痩せてくる。
40歳を超えると筋肉が減りやすくなり、固くなりやすい。
また、
痛みを気にして動かさない

関節や筋肉がより固くなる

腰痛が悪化する
という悪循環になる。

対処法:
①椅子に座る
足を肩幅くらいに広げておく

上半身をひねりながら、左の足首を右手でつかむ。
ゆっくり元の体制に戻る

反対側も同じ動作をする。
*朝晩に3回ほど行うと、関節や筋肉が柔らかくなり、腰痛が軽減される

さらにウォーキングやサイクリング、水中ウォーキングなどのゆっくりとした全身運動を行う事も大切。
3ヵ月続けると、筋肉がつき腰痛改善が期待できる。

階段を下りた時のひざ痛

・歩き始めにひざが痛む
・ひざがまっすぐに伸ばせない
・正座が痛くて出来ない

原因:
人により様々だが、下りたときの方がひざに力がかかるので痛みが出やすい。
軟骨のすり減りが原因
「変形性ひざ関節症」
衝撃を吸収する軟骨が加齢とともにすり減る

痛いので動かさない→筋肉やじん帯が固くなる、体重が増えるなどの悪循環に。

対処法:
・体重を減らす(3㎏ほど減らすと楽になってくる事が多い)
・筋力をつける
・身体を柔軟にする(温めたりして、ひざを伸ばす訓練をする)

効果的な対処法:
1.お風呂でひざを温める
ひざの関節や筋肉が軟らかくなり伸ばしやすい状態になる。
2.お風呂から出たら、椅子に座り、片足ずつ足を上げてゆっくり膝を伸ばして10秒、片足5~10回ずつ、両足ともおこなう。
*これで筋力と柔軟性がついてくれば、ひざ痛の軽減に効果がある。

たけしの健康エンターテイメント、「痛みのスペシャリスト、痛みセンターの牛田先生」に関する情報は以上です。

番組後半、ベストドクターに関する記事は、こちら↓
たけし健康 医師たちが自らの命を託したいベストドクターとは?
 

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