またまた心配なニュースが発覚しました。

アルミ製品の国内シェアナンバー2である神戸製鋼所で、
強度偽装のデータ改ざんが明らかになりました。

私達が普段利用する自動車や飛行機などの乗り物に使われている部品の強度偽装。

安全性は大丈夫なのでしょうか_

10月10日のグッディから記事をまとめました。

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強度偽装データ改ざんとは?

神戸製鋼所は明治38年創業、
アルミ製品の国内シェア第2位の企業。

アルミ製品に限っては約200社へ部品を供給しています。

この企業で一体何があったのか。

2017年8月末、
現場の管理職からの報告で問題が発覚。

全国4箇所の向上で製品データが改ざんされていました。

2016年9月~2017年8月、
取引先から指定された強度・寸法を改ざん

基準に満たない製品を出荷していたということです。

基準に満たないと言っても、
ボルトが抜け落ちていたり、破損していたりなどの不良品を出荷していたわけではなく、

取引先が求めている高い水準のものより基準が低いものだったということです。

だからといって許されるものではありません。

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自動車業界の被害

強度改ざんの最大の被害を受けたのは、
自動車業界で(ボンネット・ドアなど)

・トヨタ
・日産
・三菱
・マツダ
・スバルなど、

現在、リコールも含め調査中だということです。

実際に自動車の国内シェア50%だそうですが、

経済エコノミストの永濱利廣氏によると、

そもそも注文した部品に強度がないのであれば、それをもとに作った商品は価値がなくなってしまう。

リコールの可能性が高いといいます。

新幹線業界の被害

新幹線(台車の部品)では、
国内トップシェア。

JR東海(東海道新幹線)では、
現状は運行に支障なしですが、

定期点検時に交換を予定しているということです。

航空機業界の被害

航空機(胴体・窓枠など)では、
・三菱重工
・ボーイング社
が被害を受けています。

現状は問題確認できず、
影響について調査を継続している最中ということです。

ロケット業界の被害

今日10月10日、
みちびき4号機を搭載したH2Aロケット36号機が発射されましたが、

ロケット(部品の一部)で被害を受けた三菱重工によると、

技術的に検証した結果、
問題ないと判断し発射

他のロケットにも使用されていないか調査中とのことです。

よかったですね!
不安になるニュースでしたが、

そんな中無事ロケット発射成功のニュースで一安心出来た気がします。

防衛関連の被害

10月10日夜の日テレNEWS24から

経産省が明らかにしたもので、神戸製鋼が強度や耐久性を偽って販売したアルミについて、三菱重工、川崎重工、スバル、IHIの4社から防衛関連の製品に使っていたと報告があったという。

防衛省によると当該のアルミ製品は航空機やミサイル、戦車などの防衛装備品に使用されているが「運用にただちに影響はない」としている。安全性について4社では現在、検証中だとしている。

 

なぜデータ改ざんが起きたのか?

10月8日に行われた記者会見で神戸製鋼・副社長から驚きの発言が飛び出しました。

Q:組織ぐるみだった?

神戸製鋼:
はい。
管理職も含めて関わっていた
あるいは、知っていて黙認していたということが現在判明しています。

Q:アルミ・銅については、何年前まで調査している?

神戸製鋼:
とりあえず1年行いましたが、
それ以前あったかといえばあります

Q:どのくらい状態化していた?

神戸製鋼:
物によってはと言うか、かなり古い事がわかっています。

Q:安全性や品質に問題は?

神戸製鋼:
あり得るかあり得ないかで言ったらあり得ます

下手に隠そうとしないという点では、
正直な記者会見でしたが、

明らかになった会社ぐるみの偽装はかなり衝撃的でした。

あり得る最悪の可能性とは?

経済エコノミストの永濱利廣氏によると、

問題のアルミ製品を全部交換した場合、
150億円以上のコストがかかる計算。

さらに損害賠償などを要求されれば、
最悪倒産もあり得る。

そうなれば製造業界のシステムは崩壊、
経済に大打撃が起こる可能性もあると危惧しています。

コストの問題ではなく、
10年以上に渡り、裏切り続けてきたという信用問題。

普段利用する乗り物だけに安全性が心配されます。

続報を待ちたいと思います。

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