9月3日、北朝鮮中央通信は、
”水爆は巨大な殺傷力・破壊力を発揮するとともに、

「超強力電磁パルス攻撃」まで加えられる核弾頭である”と報道しています。

電磁パルス攻撃(EMS)による被害はどのようなものなのか、
アメリカで行われた核実験によるハワイでの被害や、

電磁パルスの実験結果、
日本の被害想定や防御対策などなど、

先日の羽鳥慎一モーニングショーと、
新・情報7daysニュースキャスターから記事をまとめました。

こちらもご覧下さい↓
北朝鮮の電磁パルス攻撃で人体に影響は?映画と同じ被害が起きる?

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電磁パルス攻撃EMPの原理とは?

通常核兵器はミサイルに搭載し、
上空数百メートルから数キロの高さで爆発させますが、

電磁パルス攻撃はそれよりもっと高い上空30キロ~400キロで核爆発させます。

すると、核爆発により放出されたガンマ線が待機中の大気と衝突、
その結果強力な電磁波が発生します。

その電磁波が電磁パルスと呼ばれるもの。
(パルス=振動・波動)

電磁パルスが私達の生活に及ぼす影響は計り知れません。

電磁パルスEMPを使うメリット

この電磁パルス攻撃を使うメリットとして、

ミサイルが大気圏を超えてから再び大気圏に再突入するには技術が必要だと言われてますが、
電磁パルス攻撃の場合はその技術が無くても可能。

つまり攻撃が仕掛けやすいということです。

電磁パルス攻撃はミサイルがなくても可能

元陸上自衛隊化学学校校長の鬼塚隆志氏によると、
電磁パルスはミサイルがなくても攻撃を仕掛けることが可能で、

核爆弾を積んだ船でターゲットに近づき、
そこから気球を飛ばし、高度30kmで爆発させる事もできると言います。

ミサイルよりも簡単でローコスト、
こんな情報は当然、北朝鮮にも知れ渡っていると思うとかなり恐怖です。

 

電磁パルス攻撃が生活に与える影響とは?

電磁パルス攻撃によりどのような影響が起こるのか、

①電子機器への影響:
パソコンやスマートフォンなどの電化製品が使用不可。
→情報の遮断

②インフラへの影響:
大規模停電が起き、水道・ガスの供給が停止。
→疫病の蔓延

③交通機関への影響:
飛行機も操縦が不可能、新幹線なども運休。
→大量の餓死者

④金融機関への影響:
ATMが使えないなど金融機関などもストップ。

これらの被害が想定されるということです。

 

人体への直接的影響

元自衛隊艦隊司令官の香田氏によると、

電気を使うものに対する影響はあっても、
人体や建物には直接的な影響はなく、

人体に影響があるとすればレントゲンを受ける程度。

そのため、非殺傷兵器ともいわれているそうです。

人体への間接的影響

人体への直接的影響はないということですが、

・ペースメーカーを使っている人は30万人、
・手術中の人、
・人工呼吸器など生命維持装置を使っている人など、

あらゆるケースを考えると、
間接的には100万単位の人に被害が出ると予想されます。

アメリカの議会で報告

2004年、
アメリカが攻撃された場合を想定した議会報告によると、

・食料の物流が止まり飢餓が発生。
・水が不潔となり病人が増。
・1年続くとアメリカの人口の90%が死亡!

このような被害試算が出ています。

ただし、あくまでも試算なので実際にこのようなことが起きるのかは不明です。。

電磁パルス攻撃の影響までの時間

電磁パルス攻撃を受けてから電子機器に影響が出るまでの時間は、
「ほぼ瞬時」

ただし、色々な電子機器が瞬時に使えなくなるというよりは、
数時間後に使えないということに気がついたりなど、

物によって被害を認識する時間に差が出るようです。

わかりやすく例えると
雷が広範囲に起きた時と同じ。

香田氏によると「雷の親玉と同じ」で、

雷が落ちると、
・トランスが火を吹いたり、
・家庭の電化製品が止まる、

などの現象がありますが、
これの数百倍の被害と考えるとわかりやすいといいます。

わかりにくい。。。

影響が続く時間はどれくらい?

1回、電磁パルス攻撃を受けてからどのくらいの間、影響が続くのかについては、

電子機器への影響は数十時間と言われているが、
インフラや交通機関などあらゆる被害の復旧には数年かかると言うことです。

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ハワイで起きた電磁パルス被害とは?

1962年7月9日、
アメリカが太平洋で行った核実験で電磁パルス被害が出ていました。

ハワイから約1400km離れたジョンストン島の核実験施設で、
上空400kmの高さで爆発、

ハワイに電磁パルスの被害がありました。

①街頭が消えた。
②建物のブレーカーが落ち、停電。
③非常ベルが誤作動、鳴り響いたなど。

なんだ、大した事ないじゃんって思えますが、
真上ではなく、1400km離れた場所での影響です。

その上、1962年当時はまだコンピューター時代のはるか前の時代であることも、
被害が少なかった理由となっています。

もし今の時代だったらと思うとゾッとします。

この電磁パルス被害があったことから、
病院などが危ないということになり、

翌年から大気圏外での核実験が禁止になりました。

日本攻撃で影響が出る範囲と対策は?

 

東京の上空で爆発したと仮定して、
高度30kmの場合→半径600m(赤の範囲)、
高度100kmの場合→半径1100km(オレンジの範囲)が被害を受けることになるといいます。

鬼塚隆志氏によると、
復旧には数週間から数年かかるとのこと。

また、悲しいことに日本は電子パルスEMPの対策はまともにはされていないということ、
頼るのは、ミサイル発射時のJアラートのみということになるようです。

個人でできる対策とは?

個人でできることは、
Jアラートを受けたら、壁や窓、コンセントから離れ部屋の中央へ行き、身を守る事。

その際どうしても守っておきたい電子機器はコンセントを抜いておくなど。
(時間があれば)

それくらいしか出来ることはないようです。
Jアラートで電磁パルス攻撃をされているとか、わかるんでしょうかね?

米の電子パルス攻撃の対策とは?

過去に電磁パルスについて研究していた元地停滞艦隊司令官の幸田洋一氏によると、

冷戦時代末期に当時のソ連がNATOに対して電磁パルス攻撃を使う恐れがあったといいます。

その際、日米は電磁パルス攻撃にどう備えるか研究を始めようとした矢先に冷戦が終わり、
研究もその段階でストップしたままだということです。

日本では電子パルス攻撃への研究がなされていないが、

アメリカは万全とは言えないながらも、
冷戦末期の経験から、

国家の意思決定機関、
軍の指揮機能については、

国の重要機関のみシールドを掛けるなどの対策が取られていると推測されるそうです。

この辺は明らかにされてないのでしょうか?

また、日本は本当に一切対策が取られていないのでしょうか?

シールドをかけるとは?

シールドを掛けるとはどういうことなのか?

香田氏によると、
わかりやすく言うと、目の細かい金網をかけて防御するということ。

電線やコンピューターなどはまるまるシールドをかけて覆うことで防ぐということです。

電磁パルスの実験

神奈川県相模原市で電磁波の影響を検査するEMCジャパンによる、
電磁パルス攻撃の70分の1の強さでの実験が行われました。

その結果、
①ノートパソコンは一瞬で画面が真っ暗になり、電源を入れようとしても一旦は付くもののすぐに真っ暗に。
一瞬で故障という結果

②DVD再生中のテレビは、DVDのトレーが途中まで開きかけテレビも画面が乱れたまま停止。
誤動作を起こし停止

③スイッチを切ったままの電池式の懐中電灯は、何と勝手に点灯!
誤動作を起こし点灯

IMCジャパンによると、
電磁波の影響によりフィラメントに電気が供給され、電気がついたと思われるとのこと。

実験結果でわかったことは、
電子機器が誤作動を起こし、暴走してしまう可能性があること。

電池式の懐中電灯に影響が出るとは驚きました!

アメリカでの大規模実験

米・ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場で行われた、
電磁パルスへの耐性テストでは、

自動車は、エンジンが停まるという結果、
→電子回路が組み込まれた車は動かなくなる可能性があるということです。

原発の安全性は?

原発が攻撃対象になる恐れがあるという報道はよくありますが、
もし原発が電子パルス攻撃を受けたらどうなるのか?

調べてみると小倉智昭さん司会のとくダネ!で、
”原発が爆発する可能性がある”とコメントしていたという記事を見つけました。

一番考えたくないシナリオですが、
電気がとまったら、冷却できなくなることは東日本大震災で実証済み。

また、EMCジャパンの実験のように誤作動を起こして爆発を起こすなどがあるということでしょうか?

一刻も早い対策を取ってほしいものです。

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