太平洋を流れる黒潮が今年は、
12年ぶりに大蛇行する可能性があるというニュースがありましたね。

「黒潮の大蛇行」
何かスケールの大きさを感じる言葉ですが、演歌的な感じも漂ってきます。

世界で異常気象が起きる中、
12年ぶりの黒潮の大蛇行で何か影響があるのでしょうか。

今地球規模で何が起きているのか、
黒潮の大蛇行の影響についてNスタの番組内容をまとめました。

こちらもご覧ください↓
日本海の深層海流の循環が止まる時&温暖化による地球の未来とは?サイエンスZERO

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世界最強の海流・黒潮とは?

黒潮とは、
読んで字のごとく黒く見える潮の流れの事で世界最強の海流とも言われています。

何故世界最強と言われているのか?
色々なものに無理やり例えてみると・・・

海流の速度:
世界最速2.5m/秒(最速部分)
例えば→男子100m自由形セザール・シエロフィリョの世界記録46秒91(2.1m/秒)より早い。

海流の幅:
100㎞
例えば→日本一の川幅である荒川(2537m)の約40倍。

海流の量:
5000万t/秒
例えば→東京ドームをスプーンにすると約50杯/秒

まったく理解できませんが、
それほど凄いということらしいです。

12年ぶり黒潮の大蛇行とは?

北緯32度以南を1ヵ月以上継続して蛇行することが大蛇行の定義と言う事ですが、
詳しく見ていくと、

通常の黒潮は、
日本列島の南岸沿いを添うように流れていきますが、(黒のライン)
8月29日のルートはカーブを描き蛇行して流れていました。(赤のライン)
*直線が北緯32度

そして、約1ヶ月後、10月2日の予想ルートはというと、


北緯32度を大きく南へ超え、ひらがなの「ひ」の字のように蛇行すると見られています。(紫のライン)

北緯32度以南を1ヵ月以上継続して大蛇行するのは、
実に2005年以来、12年ぶりと言う事です。

何故蛇行するのか?

天気予報士の森田さんによると、
黒潮の大蛇行は約10年に1度の割合で起きていて、
異常かというとさほど異常なことではないんだとか。

通常の潮の流れと大蛇行を繰り返していると言う説があり、
今の気象技術を持ってみても何故蛇行するのかはまだよく解明されてないと言う事です。

1説には南の流れが強いと蛇行が起きるとも言われているそうですが。

大蛇行が起きるとどのような影響が?

1967年以降、5回発生している黒潮の大蛇行ですが、
いずれも1年以上継続。

海流が蛇行したからと言ってどうって事ないように思えますが、
そんな事はないそうです。

カツオやシラスなど魚は通常のルートで泳いできますが、


蛇行すると魚もそのルートに沿って泳ぐことになり、

つまり、陸地から離れることになり、
→不漁になるといいます。

2004~2005年の大蛇行時の漁獲量は、
シラスが58%↘
カツオが4%↘

ただでさえカツオは外国船にごっそり獲られて漁獲量が減っているのに大打撃です。↓
カツオが高騰のニュース&2017年不漁の原因とは?

高潮にも注意

また、大蛇行することで暖水になり、
そのせいで表面張力が上がり、高潮になりやすいので、

台風が来たらかなり影響が大きくなるので要注意と言う事です。

これから台風シーズン、
アメリカでも台風による洪水で大きな被害が出ているので心配です。

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