ヒアリのニュースばかり追いかけていると、
黒っぽいゴミが全部ヒアリに見えて来る気がします。

先ほどこちらの記事をアップしましたが、
ヒアリに60回以上刺された日本人専門家が語る刺し方&刺し傷&刺されない方法とは?

こちらの記事では、
羽鳥慎一モーニングショーから、

ヒアリに60回以上刺されたという被害者兼研究専門家が教える
生息環境や生息温度、ヒアリの集団習性が分かる実験動画、

ヒアリに適した殺虫剤などもろもろをまとめました。

こちらもご覧ください↓
ヒアリの好きな食べものと場所とは?行動範囲と距離についても!Nスタ

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個体や液状になるヒアリの驚くべき習性とは?

下の実験動画を見てみると
ヒアリの驚くべき集団行動がわかります。

時には液体のように、
時には個体のようになり、

叩いても弾力性を持ち、衝撃を吸収しています。

また、水の上でヒアリイカダを作り、
川を渡る姿も。

ヒアリは水の上では、
防水イカダを作り、

洪水時などに生息域を拡大することがあると言います。

実際、
アマゾン川でも防水イカダを作り、生息域を拡げてきたそうです。

なんか体が痒い。。。

ヒアリのアリ塚(ドーム)

日本のアリの巣は、穴ぼこが空いていて、
ここが入口出口だということがわかるだけですが、

ヒアリの巣は、ドーム型で盛り上がっています。

結構な大きさがありますが、
サイズは色々で、25㎝~60㎝ほど。

小さいものでは、
高さ15㎝、直径25㎝

大きいものでは、
高さ50㎝、直径60㎝ほど。

この大きいサイズのアリ塚にいるヒアリの数は、30万匹ほど。

小さいものだと、
公園などで気が付かずにベビーカーで突っ込んでしまって攻撃されることもあるそうです。

 

環境省の資料によると、
こんなサイズのアリ塚も!

高さ90㎝、深さ180㎝のアリ塚が見つかったわけではなく、
高さ90㎝のアリ塚と深さ180㎝のアリ塚が別々に見つかったと言う事です。

 

通常一つの巣に女王アリが1匹というイメージがありますが、

ヒアリの怖いところは、
繁殖力を持つアリが一つの巣に複数、100匹以上いる事。

繁殖力は凄まじく、
海外の被害報告例では、

ジャガイモの種や、
トウモロコシの種、
柑橘類の樹などに集り、

農作物を減少させています。

またヒアリは、粘液が好きなので、
ウシの子どもが生まれたところにたかったり、

ニワトリの目を狙ったりなど、
家畜を死亡させてしまう事もあります。

またヒアリは、暖かいところ、電気が好きなので、
電柱の変圧器や信号、エアコンの本体や室外などに入り込み、

故障させたり、時には火災に起こすこともあるそうです。

また地中深くに巣をつくる事もあると言いましたが、
アメリカでは、地中に巣をつくり、道路を陥没させてしまう報告例もあると言い、

このような被害で年間 5000~6000億円もの被害があると言う事です。

ヒアリに60回以上刺された九州大学・決断化学センター村上貴弘准教授によると、

ヒアリの生育に適した環境や温度は、
割と暖かいところ。

積雪量も関係するそうですが、
日本で定着するとすれば、
関東から沖縄まで。

東北あたりまで行くと、
生息は難しいと言う事です。

ただ、未確認なので、
今後の定着に関しては推定しきれないと言う事です。

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今現在発見されている場所と入ってきた国

5月26日:
兵庫県尼崎市 500匹以上(中国広東省から工業製品)

6月16日:
神戸市 100匹ほど(中国の広東省から工業製品)

6月27日:
愛知県弥富市 50~100匹(中国広東省からスピーカー)

6月30日:
大阪市 50匹ほど(香港から工業製品)

7月3日:
東京都品川区 100匹ほど。(中国広東省からソーラーパネル台座)

7月10日:
愛知県春日井市の倉庫内で1匹、春日井市の倉庫内で5匹、名古屋港のコンテナから11匹発見。

何故今発見が相次いでいるのか

今までもコンテナは常に外国から入ってきているのに、
何故今、これほど相次いで発見されているのかについては、

研究者の間でも疑問だということですが、
推測できるのは、

中国南部で急速に生息域が拡大、増えているのではないかという事です。

南米原産のヒアリは、
1940年頃アメリカで発見され、南部14州で生息が確認されています。

最初はアメリカが供給源でしたが、
現在は、わりとコントロールが出来てきていて、

2005年頃に中国で発見され、
現在は中国が救急源となっているようです。

ヒアリはタッグを組み繁殖する

通常のアリは、1つの個体に対して女王アリが1匹なので、
他の個体のアリとは仲が良くないということですが、

ヒアリの場合は、
1つの巣に女王アリがたくさんいるため、

他の巣とも仲が良くなりやすく、
ネットワークを作りながら協力し合って、集落を拡げていくと言う事です。

環境省によるヒアリ対処法と注意点

環境省ではヒアリを見つけたら、決して素手で触らず、環境事務所に通報してくださいとの事。

次のような対処法もあると紹介されています。

①熱湯をかける

②殺虫剤をかける

③毒エサを置く。

注意点!

安易にこれらの方法をばらばらとやってしまうのは良くなく、
いきなり熱湯をかけてしまうと、ばらばらと散ってしまい、まとめて駆除することが出来なくなってしまいます。

また、深さのある巣の場合、
熱湯をかけたところで奥深くまで熱湯が届くわけもなく、

攻撃されたり、
広がってしまったりなど大変なことになりかねません。

駆除する時は逃げ出さないように巣の周りを囲い込み、
トラップを仕掛けてから、駆除しないとかえって大変なことになってしまうので、

やはり通報するのが一番ということです。

通報する地域別の環境事務所一覧はこちら

殺虫剤を使うなら何が良い?

村上貴弘准教授によると、

もし殺虫剤を使う場合は、
「アルゼンチンアリ用」が良いと言う事です。

 

外来生物の定着を防ぐのは難しい

世界各地で大規模なヒアリ対策がとられても定着を防ぐことは出来ていない現状。

海外のヒアリ対策はこちらの記事にも書いています。
猛毒ヒアリ(火蟻)の毒性や症状&見分け方とは?駆除方法や対策はある?

少し前までは、
日本でセアカゴケグモが危険だとニュースなどで盛んにいわれていましたが、

今はいるのが当たり前のようになってきています。

村上貴弘准教授によると、
外来生物のコントロールや駆除は非常に難しく、

セアカゴケグモによる死亡例は、
海外でも1例しかないそうです。

それに比べてヒアリの場合は、
健康被害だけでなく、

電気系統や農作物、家畜、道路の陥没など、
経済的な被害も膨大なので、

何としてもこれ以上ひろがらないようにくい止める必要があります。

といっても、
今日も愛知県春日井市で見つかってしまいました。

それも湾岸エリア以外ということなので、
今後もあちこちで発見されそうです。

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